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2)東京のおでん・・・詩人旅行必携手帳

ドゥービーブラザーズの(これも初来日だったと思うけど)武道館ライブを見た帰りに地元の友人が自宅へ招いてくれて、東京のおでんを食べさせてくれた。
蕎麦やうどんと同じで、醤油の色濃い辛目のおでんである。
西三河の人の口には合わないかもしれないけれど、僕は好きだったな。
やはり西三河では滅多にみないハンペンという白いねっとりした練り物が必ず入っていて、4年間東京で暮らすうちに、これもすっかり好物になってしまったが、うちの奥さんは入れてくれない。
出されたものを、けして文句は言わず、誉め言葉は必ず言って食べる毎日です。
ところで何だっけ。ドゥービーだ。
EC東京公演とは違って、照明の明るいステージだった。アンプは山ほど積み上げられ、ドラムスは2セット。
トム・ジョンストンが元気で、スティーリーダンからジェフ・バクスターが加入してきていた。
疾走感溢れるステージ。ロングトレインランニンは止め処も無く盛り上がり、チャイナグローブでは巨大な手筒花火のような爆竹が、ギターリフに合わせてドカンドカンとあがる騒ぎだ。
しまいには、ジェフ”スカンク”バクスターが「上を向いて歩こう」を弾いて大サービス。
陽気なアメリカ人てのはいいものだね。本当に気分良く昂揚させてもらいました。
この翌月には、イーグルスも見たのだった。その話しは、また次の機会に。
キャプテン&ミー2.jpg
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| 詩人旅行必携手帳 | 15:18 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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1)初秋・・・・覚えておくと体に良い言葉

ロバートBパーカーの「スペンサー・シリーズ」(早川書房)の7作目「初秋」が好きだ。
私立探偵スペンサーは男性誇示癖の強いマッチョマンで、恋人スーザンに言わせると「円卓の騎士ガーウェイン卿になりたかった男」である。
「初秋」は、シリーズの中でも異色の作品で、ハードボイルドにつきものの謎解きやヴァイオレンスシーンはほとんど無い。
14歳の少年ポールの成長物語なのである。感動した。

離婚した夫が息子ポールを連れ去ったので取り返して欲しいという母親からの依頼がくる。
スペンサーは簡単に連れ戻すが、その少年のすっかりスポイルされた姿・心に愕然とする。
離婚調停中の両親が、裁判を有利にできるよう或いは相手に対する嫌がらせのためだけにポールを利用しようとしていたのだ。
ポールは、永年両親から愛されたことがなかったために、痩せこけ、底意地悪くなり、心を閉ざしてしまっていた。

実情を理解したスペンサーは、あてにならない両親から離れ自立して生きていけるようポールを鍛えようと決心し、ポールに説明する。
「お前の親はどちらもお前を育てようと言う意志がない。お前は自分がどうすべきか決めなければいけない。
俺は,お前がそれを決められるよう手助けをしたい。」
おせっかいに過ぎるとたしなめる恋人スーザンには、
「ポールにとって今はまだ初秋だ。しかし、いずれ冬(=一人で生きていかなければならない時期)が来る。厳冬が訪れる。
冬が来る前にポールはそれらを学ばねばならない。学ばなければ、彼は自立した人間として生き延びられない。
残された時間はそう多くはない。」

スペンサーはポールを山荘に連れて行き、そこでランニングを教え、ボクシングを教える。
こんな事なんの役に立つの、というポールの問いに対し、彼は答える。
「何が得意かでなく、得意な物が何かある、と言うのが重要なのだ。」と。
「俺は数学や音楽は教えられない。しかし、ボクシングや体を使うことなら教えられる。得意な物が一つあれば、自分自身に自信が持てる。」
そして、二人で一夏かかって、丸木小屋を作ろうと提案する。自分の力で何かを作る喜びを教えるために。
反抗的で投げやりだったポールだったが、そのような生活の中で、やがて心を開き体も鍛えられていく。

いいなあ。今、読み返しても胸が熱くなり、目が潤んでしまう。
ラストシーンにも(当然のことながら)叙情的で誠に感動的な会話があるのだが、それをここで述べるのはやめておこう。
女性の方も、ぜひ一度、読んでみて下さい。

| 覚えておくと体に良い言葉 | 18:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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1)怪人二十面相・・・詩人旅行必携手帳

エリック・クラプトンの初来日公演の初日を見た帰りに、友人たちと新宿の「怪人二十面相」へ寄った。
60's風の軽食堂で、ウェイターは皆、ターミネーターのようなマッチョマンばかりだった。
僕らは長髪でヒョロヒョロと痩せたロック小僧だったから、ちょっとびくびくしながら入ったものだ。
そこで頼むものは、我サークルのブームで、ジンライムと煮込みうどんだった。
変な取り合わせだが、欠食児童のような我々にとっては、安くて腹が膨れてちょっと酔うのに最適なメニューだった。
実物のクラプトンを見た興奮が覚めやらないまま、うどんを啜っては大振りのロックグラスでジンライムを飲んだ。
1曲目のSMILEで弾いていたアコースティックギターは、今にして思えば00028だったに違いない。
でも当時はそんなことは知らなくて、エクスプローラーの話で持ちきりだった。
ギブソンでレイラをやるとはねえ。
テル・ザ・トルースがハードでよかったな。
クラプトンは飲みながらやってたね。
後で知ったことだけれど、当時、漸くジャンキーから脱出したECはアル中になっていたようで、3夜目はステージで眠ってしまったらしい。
こうして怪人二十面相の夜は更けていくのだった。

エクスプローラー2.jpg

| 詩人旅行必携手帳 | 18:00 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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