2005年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2005年08月

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | コメント(-) | トラックバック(-) | TOP↑

≫ EDIT

7)トムコリンズも・・・覚えておくと体に良い言葉

トムは、フロリディータまでの車(運転手付)の中ではボーイに作らせたトム・コリンズを飲んでいました。これも実に美味そうです。
『生のライム・ジュースの青臭さに、無味の椰子汁が混じる-無味だがこの汁は炭酸水などよりずっとこくがあった。それに本物のゴードン・ジンが強く利いて、舌をぴりっと刺し、喉に快い。さらにビターズが全部の味を引きしめ、色をそえている。良く風をはらんだ帆の快味を思わせる酒だ、とハドソンは考える。とにかくうまい酒だ。』
この本の訳者は、沼澤洽治さんといって僕は面識はないが、僕にハヤカワミステリーを百冊読めと言った先輩の知り合いでお酒は一滴も飲めないんだって。
それなのによくこんなに美味そうに酒の描写を訳したものですね。

トムコリンズ.jpg

スポンサーサイト

| 覚えておくと体に良い言葉 | 19:45 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

6)フローズンダイキリとか・・・覚えてくと体に良い言葉

ヘミングウェイ「海流の中の島々」の下巻が我が家には無いことが分かったので、図書館で借りてきました。
休暇で戦場から我が家へ戻ってきたトム・ハドソンは、2週間分の不精髭を剃り、行きつけのバー「フロリディータ」へ飲みに行きます。
そして、下巻の38ページから102ページ辺りまでカクテルのフローズン・ダイキリを美味しそうに飲みつづけます。
11~12杯も飲みます。普通、3杯飲んだら倒れますね。
僕はドライマティーニを2杯飲んで、足がもつれそうになったことがある。
カクテルってすごく強いものなのですね。
トムの飲み続ける砂糖抜きフローズン・ダイキリをヘミングウェイはこんなふうに描写しています。
『縁が白くなった重いグラスを持ち上げ、氷が塊まって雪のようになったその下の透明な部分を見ていると、海を思い出した。氷の塊まった部分は船の航跡、澄んだ部分は、底が泥灰土の浅い海でバウが切る水。ほとんどそっくりの色だった。
「深い海の水の色をした酒は作れんものかな-水深八百尋、べた凪、太陽はまっすぐ頭上から照る、プランクトンで一杯の海のな」』

フローズンダイキリ.jpg

| 覚えておくと体に良い言葉 | 19:27 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

5)ギムレットなど・・・覚えておくと体に良い言葉

陽光溢れるメキシコのホテル。まるで、イーグルスのテキーラ・サン・ライズの世界で、マーロウと再会したテリー・レノックスは、
「ギムレットにはまだ早すぎるね」
と言ってハードボイルドの世界に不滅の名を残すことになりましたが、
「ほんとのギムレットはジンとローズのライム・ジュースを半分ずつ。ほかには何も入れないんだ。マルティニなんかとてもかなわない」
というギムレットはジンライムとどう違うのかね。
マティーニについてはジャームズ・ボンドもうるさいけれど、欧州一のガンマンであるハーベイ・ロヴェルによれば、
「グラスがうっすらとくもるていどに冷やすのだ。凍らせてはいけない。くだらないオリーブやオニオンは入れない。ただ夏の香りだけなんだ。」
いいねえ。夏の香りだ。1年の4分の3くらい夏だったらいいのにね。
夏と言えば、マイアミ・バハマ・カリブは素晴らしいそうですね。ハワイよりいいらしい。マイアミ・バイスといういいTVシリーズがありました。
え~、よく探してみたのだが、ヘミングウェイ「海流の中の島々」の下巻がない。そこにカリブ海の島の酒場で飲むカクテルの素晴らしい描写があるのだが。
マティーニ.jpg

| 覚えておくと体に良い言葉 | 13:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

7)哀しみの恋人たち・・・詩人旅行必携手帳

唐突ですが、ジェフ・ベックというロック・ギタリストをご存知でしょうか。
今、20代の女性は知らなくて当然なのだが、エリック・クラプトンと同世代の現役ギタリストです。
エリック・クラプトンがオヤジ然としてきたのに対し、ぱっと見は非常に若い。
若くていられるのは、無責任さのせいであるらしい。
ストーンズが休止していた時期にミック・ジャガーがソロ・ツアーを行ったのだが、その時のメイン・ギターは当初ジェフのはずだった。
ところが、ツアー開始の1週間ほど前に(つまり直前だ)、ミックにジェフから電話がかかってきて、ジェフ曰く「おれヤメル」。
急遽、ジョー・サトリアーニ先生に代役をお願いして、ミックのツアーは無事行われたのだけれど、ジェフは少しも反省しなかったそうで、まあ大したものである。
畢生の名演とかロック史上に残る名演とかが沢山ありますが、ジェフも多くの名演を残しています。
その中でまず聞いておいてもらいたいのが、「哀しみの恋人たち」であります。
原曲は、かのスティービー・ワンダー。
この繊細な美しい曲を、ジェフはロックとしか言いようの無い演奏で歌い上げています。
どこがロックとしか言いようが無いかと言うと、殆どマイナー・ペンタトニック一発で弾き倒しているのですね。
ペンタトニックの鬼というかペンタの神様であります。
といって決して単調ではなく、非常に表情豊かに、恋人たちの哀しみを表現していて、僕なんかは、聞くたびに哀愁に胸が詰まり涙を振りまきながら北千住方面に駆け出してしまうほどだ。
ぜひとも自分でも弾いてみたいと思わせる名曲だが、この曲だけはコピーしなかった。
完璧にジェフ通りに弾かないと意味が無くなってしまからだ。
コード進行だけ頭にいれておいて、後はぶっつけ本番おれに任せろという訳にはいかない。
ぜひ、聞いてみて下さい。
あと、ジェフ・ベックで聞いておきたいのは、
1.コーザノストラ(おらが村さの)ベック・オラ:
この時期のジェフ・ベック・グループのメンバーといいますと、ヴォーカル:ロッド・スチュアート(!) ベース:ロン・ウッド(!)後にこの2人は、フェイセズを結成しましたね。
2.ベック・ボガード&アピスのライブ・イン・ジャパン
ロックのカッコ良さのひとつの頂点でありましょう。第1音から、身の毛がよだちます。
教養のひとつと思って一聴をお勧めします。ブロウ・バイ・ブロウ.jpg

| 詩人旅行必携手帳 | 12:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

2005年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2005年08月

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。